グラフィックデザインのStudio T2O(スタジオ・ティーツーオー),http://www.studiot2o.com
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2007年6月30日

 せっかく電源を強化して、いい状態になって来ているのに、音楽を聴いている時間は決して長くない。忙しくなったワケではない。Mさん宅の全帯域で早く、極めてリアリティに溢れた音を聴いて以来、我が家で長時間聴き込む気分になれないのだ。
 そこで、次のスピーカーは何が良いか、ついつい妄想が膨らむ。全帯域で反応が早いと言えば、やっぱりフルレンジ。昨年お借りしていたAXIOM80が思い出される。AXIOM80がもう少しだけ高域が伸びていたら、おそらく買い取って自分のスピーカーとして使っていただろう。Mさんは励磁型スピーカーが良いのでは、とおっしゃられていて、そのタイプのフルレンジも存在する。しかし、聴いたことも見たこともない。使えそうなフルレンジというワクで探すと、フォステクスやアルテック、ローサー以外にもオーディオ・ニルバーナ、エレクトロボイス、ジェンセン、リチャードアレン、ジョーダンワッツなどなど…。たくさんありすぎて良く分からない。それに、キャビネットの問題も加わると、使いこなし以前の段階で相当な手間と時間を食いそうだ。
 あと考えられるのはコンデンサー型スピーカーだろうか。これなら完成品だし、エンクロージャーの問題から解放される。クォード、アポジー、マーチンローガン、オーディオスタティック、ファイナルなどなど。当然ウーハーと組み合わせたハイブリッド型は除外する。このタイプはアタック感が出ないとばかり思っていたが、どうもそうではないらしい。アンプ選びが問題なのだそうだ。強力且つ低インピーダンスに強く、クォリティの高いアンプ(もちろん相性も大事)だととんでもない音がするらしいのだ。なるほど、マーチンローガン使いのDukeさんがCAT(コンバージョンオーディオテクノロジー)の導入を真剣に検討されているのは、それを良くご存じだからだろう。
 現状では次へ移行するための情報がなさ過ぎる。それにフルレンジにしてもコンデンサー型にしても、決定打に欠ける気がするのだ。フルレンジではレンジが足りなくて不満が出てきそうだし、コンデンサー型は部屋およびアンプとのマッチングが気になる。結局、僕はどこへ行くのだろうか?
2007年6月29日

 自宅が職場なので、昼間から音楽に浸れる環境ではあるけれど、じっくり聴こうとなると、やっぱり夜になってしまう。もちろん音量は小音量。でも200VとCVS電源ケーブルの効果で、ボリュームをしぼっても音が痩せにくくなったし、一音一音が、より明確に聴こえてくるようになった。我が家はただでさえニアフィールドだが、さらに近寄って聴けば、かなりの小音量でも結構楽しめるようになった。これは同軸2ウェイの小型スピーカーだからこそだろう。
 どのくらいニアフィールドかと言うと、深夜ではスピーカーのユニットから耳までの距離は120cm。それでも音像が大きくなったり、サウンドステージがおかしくなったりはしない。その分、頭の位置は重要で、軸上から離れるとツライモノがあるけれど。我が家のスピーカーはどちらかと言うと指向性は強いので、仕方がないだろう。
 電源強化のあとCVSはどんどん馴染んできて、なかなかいい状態になってきているが、それ以上の早さで良くなった状態に慣れてきている自分がいる。悪くなる方にはなかなか慣れないが、良くなる方にはすぐ慣れてしまうのがツライところだ。まぁ、だからこそ常に前進できるのだろうけどね。
2007年6月28日

 今週はお借りてしていたCD3300Rを返却したので、久しぶりにCDF100の出番が続いている。3300R改とのクォリティの差は感じるものの、200VとCVS電源ケーブルの効果が大きいのか、思ったより楽しい音を奏でてくれている。どうも我が家では、電源強化はCD再生の方が効果が高いようだ。
 2か月半ぶりにCDF100を使って思うのは、トレー式ではないので、今のラックでは使い勝手がすこぶる悪いというコトだ。まぁ、ホント今さらって感じだけど。一番困るのは読まないCDがあるコトで、これは古いスイングアームの宿命なのだろう。でも、CDF100だから出る音もあるので、これはこれで使っていきたい。ただ、もう一台、プレーヤーは必要ではあると思う。
 だが、残念ながら、(買える金額の)新製品で欲しいプレーヤーがなかなかないのが現状だ。ブラックフェイスに限ってしまうと、皆無と言っていい。それでも候補はないワケではない。しかし、モノトーンではあるけどブラックではないし、デザインもイマイチ。しかし、僕が買えるプレーヤーの中では一番可能性を秘めてそうなんだよな〜。それとも、某サイト推奨のiPod?
2007年6月27日
 我が家もついに!そう、200V→ダウントランス!実は昨日、てつ君、たーくさん、どすこい氏が我が家を襲撃。電源強化作戦が実行されたのだ。ブレーカーから専用電源を引っ張ってはいたんだけど、やっぱり導入後は音のエネルギーが違う!そして音が弾む!アナログを再生している時のユニットの動きが違うのが見て分かるのだ。まだまだ使用しているダウントランス導入の際に使用しているCVSのケーブルがエージングされてない状態なので、もっともっと滑らかで自然になってくるだろう。
 ついでにアンプ用の電源ケーブルもCVSを使ってその場で作ってもらい、さらにエネルギー感が一歩前進。エージング前なので、妙なゴリゴリ感は否めないが、これもエージングで解消するだろう。電源まわりがキチンと強化されると、高いケーブル類は必要でなくなるかもしれない。やっぱり入力系の電源ケーブルもCVSかな?

 今日は仕事の合間にMさん宅にお邪魔した。音を聴きに行ったのではない。話を聞きに行ったのだ。我が家の狭い空間で、どうやればMさん宅の音に近付くコトができるのか、どうしても知りたかったのだ。
 結論だけ言うと、スピーカーから考えて行くのが一番だろうとのコトだった。まぁ、当然と言えば当然である。しかし、スピーカーと言っても今のスピーカーを変えるコトが全てではない。ネットワークを見直すことで大きく音は変わるので、それも選択としてはいいかもしれないとのコトだった。とくにタンノイの同軸ユニットは、ネットワークの見直しが有効なのだそうだ。
 もちろん、スピーカーをいちから考え直すのもアリだ。その場合は励磁型が良いのではないかというコトだった。励磁型はあまり馴染みがないが、確か磁気回路が普通のマグネットではなく、電磁石を使ったものだったと思う。と言うと当然、そのための電源が必要になるワケで…。う〜ん、今考えるのはやめておこう。
2007年6月26日

 むふっ。
2007年6月25日

 昨日のDREAMさん宅でのケーブル試聴で、気になるモノがあった。実はラインケーブル以外にも電源ケーブルを試していて、それがかなり好印象だったのだ。それはフジクラのCVS、5.5スケア。1mあたり数百円のケーブルである。実は今日、このケーブルを借りてきているのだ。
 このケーブル、見た目はゴツくて素っ気ない。しかし、音はなかなか。DREAMさん宅では適度にタイトでありながら、気持ち良くズ〜ンと沈む低音が印象的だった。もちろん低音だけでなく、中高域も極めてスムーズ。粗さはとくに感じられない。伸びやかで気持ちのいい音だった。
 我が家ではアンプに使用。ワイヤーワールドと入れ替えて使ってみた。まず、音量が少し上がる。低域は膨らまず、適度にタイトでより深く沈む。そして全帯域で音は伸びやか。ヴォーカルがとても気持ちがいい。そして想像以上に自然な音である。これに比べると、ワイヤーワールドはつまって聴こえる。30分もするとシステムに馴染んだのか、小音量にも関わらず、気持ちのいい低音が出はじめた。音量を上げれないときは、大きな武器になりそうだ。
 このCVSは既にエージングが終わったモノである。エージングは他のケーブルと比べて時間がかかるようだ。そして、エージング前の音は聴けたものではないらしい。それでもCVSはできるだけ早く導入したいと思ってしまった。この価格でこの音が出てしまうと、高いケーブルを買うのがバカらしくなってくる。5.5スケアは入力系には太すぎるので、2.0スケアくらいを使って、CVSでまとめてしまうのもアリなのかもしれない。まずはアンプからかな?

 先日のMさん作のトランスについて、昨日のdiaryでは書ききれない部分がかなりあった。Mさんが重要視されている部分はほかにもいろいろある。一番強くおっしゃっていたのは音の速さの問題だ。反応の速さ、立ち上がりと立ち下がりといったものが全帯域で速く、キチンと揃うコトが重要なのだそうだ。実際、生の楽器の音も人の声も、高音も低音も軽々と出てくる。音が遅ければ違う音になってしまうのは容易に想像がつく。Mさんが作られているのは、音の速さを得るためのトランスであり、アンプであり、ネットワークなのだ。
 もちろん、それだけではない。ただ、現時点での僕の理解している部分はまだそれくらいでしかない。これは音楽の根本的な部分にもつながってくると思うので、少しずつでも紹介していきたいと思っている。
2007年6月24日



 hygmacさん宅で試聴会、はたして何の試聴会だったのか?それはトランスの試聴会である。昇圧トランスではない。位相反転スイッチが付いており、プリとパワーの間に入れて使うモノだ。実はこのトランス、以前、diaryで紹介したMさんが製作されたモノなのだ。
 ここで簡単にMさんのコトを紹介すると、アンプ製作に関しては知る人ぞ知る方で、Mさんの音を求めて、遠方からはるばる来られることも多いと言う。アンプ以外にもトランスだったり、ネットワークだったりと、Mさんが製作されるモノにはコアなファンが数多くおられるのだ。
 hygmacさんのシステムは、スピーカーがアコースティックラボのステラエレガンス+ステラノーブス(サブウーハー)、プリがナグラPL-P、パワーがダールジールNHB-108?odel?ne、CDトランスポートがEMT982、DACがワイスのメディア、クロックがインフラノイズABS-7777と、なんともマニアックでこだわりを感じさせるラインナップになっている。
 まずはトランスなしの状態でしばらく聴いた後、トランスを1台だけ入れていよいよ試聴開始。音が軽やかになった感じだ。もっと濃厚になるのかと思ったのだが、そんな感じはない。良くなったようには思うのだが、重心が高くおとなしい。さらにトランスをもう一台追加。音の軽快さは損なわず、音の密度が高くなる。しかし、劇的な変化という感じではない。好ましくなったかな、くらいの変化だ。
 そこでMさんから「サブウーハー、切って下さい。」と一言。そこでステラノーブスのスイッチを切ると、とたんに音の重心が下がり、音楽が生き生きとしてくる。なぜかステラノーブスなしの方が低域がのびるのだ。これには一同唖然。音楽が別物になったイメージだ。演奏が違うかのように聴こえる。次から次へと様々なソフトをかけていくが、どれも良い。hygmacさんのシステムはクラシックに焦点を合わせてある部分があって、前へグイグイくるタイプのロックやポップスは苦手にしている感じがあった。しかし、トランスを2台入れ、ステラノーブスを外してしまうと、そのあたりの音楽もガンガンいける感じだ。これはかなりの変化だった。
 このトランスはもともとSP時代の古い音源を良い音で聴くために製作されたものなのだそうだ。そして、組み合わせるのを想定しているシステムもhygmacさんのシステムとは大きく異なり、かなり特定の条件を想定されたモノらしいのだ。それが、その想定外のシステムに組み込んで、想像を超える効果があったワケだ。そう、一番この変化に驚かれていたのは、製作されたMさんご本人なのだ。確かに接点は増えるし、余計なモノが入ってしまって、良くなる条件は一つもないように思える。しかし、実際の効果はものすごかった。このあたりはもっといろいろと検証したいと考えている。
 トランスに位相反転スイッチが付いてる理由。それは意外と知られてないことだが、逆相で録音されているソフトが多いからなのだ。場合によっては曲によって正相だったり逆相だったりするモノもある。妙に音が散漫だったり、音が引っ込んだり、立体感が乏しかったりするソフトがあったら、それは逆相の可能性もある。位相反転スイッチがない場合はケーブルの繋ぎ替えをする必要があるが、「あれ?」と思ったら一度逆相にしてみるべきだろう。そして、このコトはもっと知られるべきコトだと思う。ちなみに僕のプライマーはちゃんと位相反転ボタンがついてます。
 大の大人が7人、すっかり熱くなって盛り上がった試聴会だった。もっともっと書くべきコトはあるのだが、このトランスをはじめ、Mさんの作り出す音に関しては、また改めて取り上げて行きたい。Mさん、hygmacさん、そして参加された皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

 今日は今日でてつ君宅でアナログの調整。やはり少し狂っていたみたいで、アームの高さと針圧、インサイドフォースキャンセラーの調整を繰り返し、なんとか終了。結果としてはCDよりソフトの録音に敏感になったような気が…。クォリティはしっかり上がったけど、録音にシビアなのはてつ君が望むところではないかも。
 そして、今日のメインイベントはDREAMさん宅の訪問である。DREAMさんのシステムは、タンノイのディメンション10、シャープSM-SX200、マークレヴィンソンNo.390SLとシンプルな組み合わせだ。エアボリュームは充分、我が家の倍以上の広さである。

 シャープは優秀なデジタルアンプとして話題になったが、僕がイメージしているより遥かにアナログアンプっぽい感じだ。音が薄くならないところもそうだし、ヒートアップに1時間かかったのもそうだ。ヒートアップしたあとの音はワイドレンジで抜けが良い音だ。10インチとは思えない低音が足を伝わってくるし、高音も気持ち良くのびる。それでいて中域の密度感も確保されている。これはダウントランスと最近見直されたというケーブル類の効果なのだそうだ。
 同じタンノイでありながら、我が家にはないレンジの広さは大いに魅力がある。しかし、残念なのはリビングオーディオのため、プラズマディスプレイを外したり、スピーカーをもっと壁から離したりすることができないというコトだ。小さな子供さんがおられるので、スピーカーを前に出すと邪魔になるし、ご家族でくつろがれる空間なので、プラズマディスプレイの位置も変えることが難しい。それぞれの機器のクォリティが高く、ケーブルを含め、使いこなしもシビアに追い込まれているだけに、もったいないな〜と思ってしまった。そういう制約がなければ、もっと空間が前後左右に広がり、音の立体感が増すハズだ。でも、スピーカーを前に、とかディスプレイを外せ、とか言うのは単なるオーディオマニアのエゴでしかないのかもしれない。
 途中からはラインケーブルの試聴で盛り上がった。基本的にはベルデンやモガミなど、プロユースのケーブルでまとめられている。しかし、銀線など、特徴のあるケーブルも数多くお持ちで、ソフトによってはそれらのケーブルが力を発揮することも少なくないようだ。実際、ケーブルによる変化は僕の想像を遥かに超えていた。我が家でもケーブルの差はキチンと出るが、DREAMさん宅ではその比ではない。しかし、なぜここまで敏感なのだろう?ギリギリのところで調整しきったような、綱渡りのような危うさを感じてしまった。
 DREAMさんはもっと大口径のスピーカーを視野に考えておられる。そして、それを受け入れるだけのハコがある。リビングオーディオという制約の中で、どこまで詰めて行かれるのかとても興味深いところだ。ご自分のビジョンをしっかりと持たれている方なので、しばらくしたら面白い展開が待っているだろう。DREAMさん、遅くまでどうもありがとうございました。
2007年6月23日

 今日はhygmacさん宅で試聴会(オフ会ではないところがミソ)。僕も含めて7人が集まり、大いに盛り上がった。盛り上がり過ぎて、帰りは深夜になってしまったので、今日は写真を一枚だけ。つづきは明日にでも…。
2007年6月22日

 今日は久しぶりに細川さんが我が家に遊びに来られた。いつものように音楽を聴きながら話し込むのだが、聴き手と作り手の両方の側面を持つ細川さんの話は、いつ聞いても面白い。僕自身、細川さんと出会ってから音楽の聴き方が変わってきて、音楽を聴いて感じ取れる幅が広がったように思う。
 まずは細川さんがご持参のCDで我が家のシステムをチェック。我が家では壁を背にして聴くコトになるため、後ろの壁からの影響は避けられない。そこで、前に乗り出すような感じで聴くのだが、自分で思っている以上に壁から離れる必要性があることが判明。また、ソフトによっては左右の広がりが足りないとの指摘もあった。やはりCDラックの移動は急務のようだ。そしてスピーカーの配置を細かく詰める必要がある。しかし、そのためには片づけが…。現時点は片づけのための片づけをしているところ。早くなんとかしないと…。
 そのあとはチャリー・ヘイデンの名作「クロースネス」をアナログとCDで聴き比べた。細川さんも僕も大好きなアルバムだ。ちなみにアナログもCDもただの国内盤。これは当然の如くアナログが圧勝した。アナログを聴いた後ではCDはあまりにもペラペラだ。薄く線が細く、鶏で言うとササミみたいな音だ。あまりの違いに驚いてしまった。でも国内盤でこんなに良いのならオリジは…。ニイノニーノさんに探してもらおうかな。
 今日のとっておきは細川さんのトリオでの秘蔵音源だ。これがとても興味深かった。音の善し悪しと内容の善し悪し(あるいは演奏の善し悪し)は別の問題だと思っていた。しかし、一概にそうとは言い切れない部分もあるというコトなのだ。演奏の善し悪しが音の善し悪しにかかわってくる部分があるというコトを、秘蔵音源の中の曲を例に具体的にうかがった。僕が(曲や演奏も含めて)好きだな〜と思った曲をあげていくと、細川さんご自身が演奏も音も納得がいっている曲と見事に一致したのだ。これらの曲がもっとミキシングなどで詰められて、最終的にはCDとしてリリースされるコトになるのだろう。そのとき、どんなアルバムになっているのかとても楽しみだ。
2007年6月21日

 なぜディナをやめてタンノイにしたのだろう?ふと考えるコトがある。もちろん、タンノイが良かったからなんだけど、元をたどると、昨年お借りしていていたAXIOM80の影響が大きいんだと思う。それに10年前までは、フルレンジ一発の自作スピーカーを7年くらい使っていたし、オーディオフィジックのブリロン1.0を愛用していた時期もあった(ブリロンは2ウェイだけど、 ウーハー+ツイーターというよりフルレンジ+ツイーターに近かった)。そう考えると、僕が一番好きな音はフルレンジの音なのかもしれない。
 フルレンジの特徴は、反応がすこぶる良く、点音源。レンジは犠牲になるコトが多いものの、中域の質はバツグン。ヴォーカルは絶品だ。また、音離れの良さ、立ち上がりの早さなど、今のハイエンドスピーカーと比べても劣らない(もしくは勝っている)部分も多い。僕がタンノイを選んだのは、フルレンジではないけど、フルレンジ的な良さを持っているのが大きいのだろう。
 でも、高能率で質の高いフルレンジの音と比べると、我が家のタンノイはまだまだ反応が遅い。だからと言って、ローサーあたりのフルレンジ一発のシステムで満足できるのだろうか?クォードのESLやマーチンローガンという手もあるけど、今より広い部屋が必要だし、もっとアタック感が欲しい。結局、僕が手の出る範囲では思い付かなくて、今のタンノイでも「まぁ、悪くない選択なのかな」となるワケだ。
 では今のタンノイをどうやれば、もっとフルレンジみたいに鳴らせるのか?強力なアンプ?ネットワーク?ケーブル?はたして…?
2007年6月20日

 ここ数年、ネコ好きの人と縁があるが、僕自身もネコ好きである。しかし、最初からネコが好きだったワケではない。身近な人の影響が大きいのだが、ネコ好きになるとそうでない時に比べ、ちょっとだけ幸せになれるような気がする。
 以前はネコを見かけてもなんとも思わなかったのだが、最近は見かけただけでちょっと嬉しくなる。気持ちがちょっとだけ優しくなれる。ちょっとした変化だが、この「ちょっとだけ」が結構大事な気がしている。
 そんな僕がいま、良く聴くアルバムの中に3枚もネコがジャケに載っていた。この中でもライ・クーダーの新作は内容ヨシ!音ヨシ!だ。何より久しぶりにライのヴォーカルがキッチリ聴けるのがうれしい。前作は数曲(確か4曲くらいだったかな?)だったし。このアルバムでは放浪の赤猫(Red Cat):バディの物語が、ライによって音楽で綴られていく。前作同様、ストーリー性が高い作品だけど、こっちの方が馴染みやすいって人は多いかも。物語が載っているブックレットつきで、おすすめです。

2007年6月19日
 今日は久しぶりにてつ君のお宅へ。ミュージカルフィデリティA1を引き取りにオーナーの141君と一緒にお邪魔したのだ。このA1、とても興味深いチューニング(?)が施されているのだが、写真も撮り忘れているし、詳しくは別の機会に紹介したい。
 で、かわりと言ってはなんだが、面白かったのがてつ君のシステムある。システムの詳細は彼のサイトを見て頂くとして、面白かったのは音である。
 ジャック・ジョンソンなどアコースティック系は声やギターの質感が抜群にイイ。やはりATCはこのあたりの再生は得意中の得意だ。そして驚いたのはパティ・スミス。リマスターもしていない、おそらくCD化してそんなに経ってない頃のモノで、音質は最悪というソフト。これが妙に気持ちが良く、ノレる音なのだ。決してクォリティが高いワケではないけど、しっかりと音楽を楽しめる音だ。このソフト、実は僕のところからてつ君へ渡ったモノなのだが、我が家では一度たりともこんな音で鳴ったコトはなかった。なぜ?
 てつ君は録音が悪いソフトも気持ち良く聴くために音づくりをしている。それが良く出ている一例と言えるだろう。ちなみに優秀録音盤のジャシンタをかけると、これが何故か全くダメ。システムが拒絶しているのではないか?と思えるくらいだった。もちろん全ての優秀録音盤がダメではなく、イイモノもある。でもなぜ、ここまで差が出るのか不思議でしょうがなかった。
 オーディオをやっていると、ついつい録音が良いモノばかり聴いてしまう、というコトはよくあるコトだ。しかし、録音が悪いディスクはたくさんあるし、その中に素晴らしい音楽もたくさんある。そんな音が悪いけど良い音楽を聴かなくなるのは寂しい。しかし、普通はオーディオを突き詰めていけばいくほど、録音の善し悪しが良く出るようになるモノだ。そう考えると、てつ君のアプローチはとても興味深い。
 では僕がてつ君と同じようなアプローチを取るかと言えば、それはノーだ。録音が悪いソフトは楽しく聴きたいが、それにシフトしすぎると録音が良いソフトでは逆に不満がたくさん出てくる。やっぱり優秀録音盤はしっかりと良い音で楽しみたい。それをクリアしながら、音が悪いソフトを楽しめるようになればサイコーなんだけど。はたして、そんなコト可能なんだろうか?
2007年6月17日
 僕の大好きなミュージシャンの一人にジョニ・ミッチェルがいる。内容も録音も良く、駄作がない人だ。デビュー作から「Chalk Mark In A Rain Storm」までは、なんとかアナログを揃えるコトができた。デビュー作のみUKオリジ、あとは全てUSオリジだ。オリジナル盤といってもジョニ・ミッチェルはそんなに高価ではないので、揃えるのは比較的容易だ。
 しかし、90年代以降はもっぱらCDだ。いったいどの作品までアナログはリリースされているのだろう?CDも良い音だが、やっぱりできればアナログで聴きたい。一度、しっかりと調べてみる必要がありそうだ。
 でも、今日のジョニ・ミッチェルはCD。アナログばっかりだったので、最近の作品はしばらく聴いてなかったのだ。音楽の善し悪しとデジタルとアナログの問題は別の話だ。いくらアナログ好きでも、そのために良い音楽を聴く幅が狭まるのはおかしい。で、CDで聴くジョニ・ミッチェルはどうかって…?良いに決まってるでしょ!

 
2007年6月16日



 昨日、我が家にやって来たブツ。それはPSオーディオのフォノイコGCPHである。比較的手を出しやすい価格帯のフォノイコの中で、最近一部で評判がいい製品だ。ただ、正規では限られた数しか日本には入っていなくて、なかなか聴く機会がなかった製品でもある。
 昨日から接続、電源を入れたままにし、ウォームアップを済ませて試聴に臨んだ。まずはいつもの試聴ディスク、「カインド・オブ・ブルー」と「POP POP」。実売20万円という価格を考えると、なかなか良い。とくにヘンな演出はせず、素直な音づくりをしている印象だ。しかし、ロクサンの後なのでさすがに分が悪い。僕が導入したくなるほどではないかな…。そう思っていた。
 GCPHはモノスイッチがついている。スイッチを押すとモノラルに切り替わるのだ。モノラルに切り替えてモノナルのLPを聴いたらイイのではないか?そこで、とっておきのモノラル盤をピックアップ。それが写真の4枚。ストーンズはUK、あとの3枚はUSオリジである。
 結果は…、そう、凄く良かったのである。ステレオカートリッジなのに、モノラルカートリッジに変えたような変化だ。音の厚み、密度感が高まり、彫りが深く芯のある音になる。とくにヴェルヴェット・アンダーグラウンドは絶品だった。
 GCPHはゲインコントロールがついている。ようはフォノプリとして使えるわけだ。これにモノラルパワーアンプを1台、スピーカーを1本、適当なアナログプレーヤーを組み合わせれば、モノラル専用のシステムが完成する。これはちょっとそそられる。例えばタンノイなどの同軸2ウェイを使って、モノラルレコード専用システムを組み上げるのはどうだろう?妄想が膨らんでしまう。正直、欲しい…。しかし、今の僕には他に力を入れるべきコトがたくさんある。誰かモノラル専用システム、組んでみないかな〜。
2007年6月15日



 梅雨入りして雨に日が続いている。こんなときはどうしても部屋にこもりきりになる(僕の場合、仕事柄晴れていてもそうだが)。しかし、雨脚が弱まった時に外に出るのは意外に悪くない。雨でしっとりと濡れた緑が、晴れの日とは違うエネルギーを感じさせてくれる。今日は納品に行きながら、そんなコトを考えていた。
 そしてそのまま古処へ。バイパス沿いとはいえ、緑に囲まれているところなので、雨の日でも風情があって気持ちがいい。お店に入ると珍しくクラシックがかかっていたが、クラシックもなかなか良い。梅雨に入ったのに、さわやかで気持ちのいい音だ。ふと、あーでんのパラゴンを思い出した。
 マスターと話をしていると、突然SP盤が出て来た。美空ひばりとペギー葉山である。いやでもひきこ杜さん宅での蓄音機体験が蘇る。そして当然の展開で、奥から蓄音機が。ひきこ杜さん宅で聴かせていただいた音とはまた違うが、これもいい音だ。反応がすこぶる早く、音楽の大事なところがダイレクトに飛び出してくる。電源もなく、一体型で入力から出力までシンプルでコンパクトにまとまっているからだろう。僕の大好きな音楽がSP盤がたくさん存在したら、間違いなく蓄音機の虜になっていただろう。あ〜、アブナイ、アブナイ。
 我が家から古処まではクルマで約40分。それでもちょこちょこ出かけるのは、マスターと話しながらコーヒーを飲み、パラゴンの音色に耳を傾けるという、ぜいたくな時間を過ごせるからだ。極めて反応が良く、軽々と音が出るパラゴン。しかし、出てくる音とは反対に、時間はゆっくり流れる感じだ。う〜ん、我が家もこうありたい…。
 夕方は来客があった。実はこのお客さん、とてもきびしい耳を持ったお方だ。アナログとCDの両方を聴いて頂いたが、予想に反してやわらかい音とのことだった。そして重心が低く、きちんと低音が出ていてバランスもいいと、お褒めの言葉をいただいた。その方はギターを弾かれるのだが、ギターの弦の音がキチンと出ているとも。正直、ここまで褒めて頂けるとは思わなかった。これはかなり嬉しい。今夜は気持ち良く音楽に浸れそうだ。しかし、それ以上にコーヒーが好評だったのが嬉しかったりして…。


こ、これは…?(つづく)
2007年6月14日
 音は視覚の影響を受ける。これはkoji4432さんもサイトでおっしゃっていたコトだ。ようは音は見た目に影響される、もっと言えば見たように聴こえるというコトだ。例えばセンター定位がイマイチなときに、センターに目印になるモノ(オブジェや絵など)を置くと、とたんにセンター定位が決まる、なんてコトがある。
 もちろん、これが全てではない。広い部屋なのにこじんまりした空間しか表現できてなかったり、たいして広くないのに広大な空間を表現できている場合もある。ただ、視覚と聴覚は切り離して考えるべきものではないと思うので、視覚の影響を考えながら音づくりが出来ないかと思っている。
 そうすると、リスニングポイントから真正面に、自分より背の高いCDラックがそびえ立つのは圧迫感もあり、やっぱり良くない。ではラックは移動するとして、あとをどうするか?チューブトラップを置くのは、音的にも視覚的にも良さそう。QRDのようなデフューザーも良いだろう。でも、チューブトラップもデフューザーも非日常的なのが気に入らない。まぁ、オーディオシステムが大きな顔をしている段階で、非日常と言えば非日常なんだけど。どうするにせよ、片付けないと何も出来ない。
 とにかく、片付けは少しずつだが進んでいる。しかし、モノの多さには自分のコトながら驚いてしまう。捨てるのが早道なんだけど、なかなか捨てれない。はたして、来月の来客のときまでに間に合うのか?
2007年6月13日

 今、久しぶりに別の電源ケーブルを試している。今まではAET SCRを入力系に、ベルデン83803をアンプに使用するところで落ち着いていた。入力系のSCRは情報量が多くバランスも良いので、とくに不満はない。問題はアンプである。83803は抜けが良く、気持ちの良い音ではあるのだが、もう少し厚みと粘りが欲しいという気がしていた。そこでアンプ用の電源ケーブルを試しているのだ。
 入力系と同じSCRにすると、83803と比べて明らかに音のグレードが上がる。音の密度感もしっかりあり、情報量も多い。しかし音楽的と言うよりはオーディオ的と言う感じだの音だ。全てがSCRになったことで、その傾向が強まったのだろう。クォリティは高いが面白味に欠ける印象だ。
 意外に良かったのがワイヤーワールドのAURORA SERIES III。クォリティはSCRに劣る。整った音ではないし、抜けが良いわけでもない。しかし、我が家のシステムの中では、妙に音が弾む。そして独特の粘りを感じる。ちょっとタメがある感じだ。そのおかげか、音楽が楽しいのである。アナログもCDもなかなか聴きごたえがある。中古で安く購入したものなのだが、これは予想外だった。
 ちなみにAURORA SERIES IIIを入力系に使ってみたが、これはアナログもCDもイマイチだった。やはり入力系はしばらくSCRのままで良さそうだ。
 ワイヤーワールドがこのような傾向なのか、たまたま組み合わせでこのような音になったのかはわからない。時間が経てばもっと馴染んでくるだろう。馴染んだ後、どう変化するのか楽しみだ。
2007年6月12日

 機器を変えること無く音を良くするべく、再び部屋の片付けに取りかかった。我が家は狭いのにたくさんに区切られていて、ヒジョーに使い勝手が悪い。しかも自分の持ち物が多いので、どの部屋も散らかり放題なのだ。オーディオルーム(我が家ではリビングも兼ねているが)にも必要以上にモノが多いのはそのせいなのだ。よって、オーディオルームを片付けるためには、他の部屋も片付けなければならない。我が家は狭いながらも間取りは一応3DK。その全てがモノで溢れている。そこで、必要のないモノの処分を始めた。
 もともとコレクター癖があり、捨てるのが苦手なタイプなので、いるモノといらないモノを分ける作業はとても時間がかかる。でも、こればかりは他人に頼るワケにはいかないので、仕事の合間に少しずつやっていこう。来月は遠方から来客の予定もあるし。
 片付いたら、オーディオルームのCDラックの配置を最初に変えたい。そして、もっとシンプルで居心地が良い空間にしたいのだ。以前diaryで書いた、茶室的オーディオルームである。もちろん、音的には六畳間の可能性を探っていきたい。エアボリュームの問題もあるから、我が家のシステムでも広い部屋の方が有利ではあると思う。しかし、工夫すれば六畳間が10畳にも12畳にも感じるような空間にできるのではないか、とも思うのだ。
 果たして、本当にできるかどうかはわからないが、もし確立できたらオーディオは違う広がりを見せると思う。QRDとか使わずにできたらサイコーだけどね。
2007年6月11日

 F1カナダグランプリの生放送が荒れに荒れた展開で、大いに盛り上がったんだけど、おかげで一日寝不足。スーパーアグリの佐藤琢磨選手は6位入賞と大健闘だったが、表彰台も夢じゃなかったレースだけに残念!それでも昨年を考えると、とんでもない躍進なのは間違いがない。来週は得意のアメリカグランプリ。今度も大いに期待できそうだ。

 仕事がひと段落したので、今日は昼間から音楽に浸ることができた。匠からセッティングを調整して頂いて、初めてじっくりと一人で聴いたのだ。左右のスピーカーの間隔は写真のとおり、かなり狭い。カインド・オブ・ブルーのような優秀録音盤では、スピーカーの外にも大きく空間が広がり、奥行きも十分。しかも音が軽々と飛び出し、非常にスムーズだ。逆に録音が悪いソフトは空間がこじんまりして、立体感の乏しい音になる。前のセッティングでもその傾向はあったが、今のセッティングではよりその傾向が強いようだ。
 セッティング変更で良くなったとはいえ、まだまだやるべきコトはありそうだ。やはりスピーカー後方のCDラックはなんとかしたい。そのためには他の部屋も含めて、大掛かりな片づけが必要。 しばらくストップしていた、大掃除および大片づけ大会を再開しなければならないようだ。
2007年6月10日
 一時期は「オーディオはもうこのくらいでいいかな?」とさえ思っていたのに、今はあの満足感は何だったのだろう?という感じだ。それはオーディオに対して、情熱が薄れていただけなのかもしれないし、自分の音の善し悪しがわからなくなっていたのかもしれない。ただ、間違いなく言えるコトは、まだまだ使いこなせていないというコトだ。
 そしてホンモノのプロの前ではごまかしがきかない。これは匠のコトだけではない。実は今日、レコーディングエンジニアをしている友人が久しぶりに東京から帰って来ていて、我が家に遊びに来たのだ。この場では書けないが、メジャーなミュージシャンも含め、いろいろな仕事を手掛けるプロ中のプロである。
 アナログを中心に7〜8枚、聴いてもらったのだが、その合間に出てくる録音や音に関するコメントがするどく、友人と音楽を聴いているだけのハズなのにハラハラし通しだった。しかし、とりあえずは音がヘンだというコメントはなかったのでホッとしている。昨日、匠に見てもらっててよかった!
 友人はポピュラー系の音楽を手掛けることが多いのだが、リファレンスの一つとしてスティーリー・ダンのアルバム(どのタイトルというワケではないが)をあげていた。録音する時の限界を理解しつつ、その範囲内でうまくまとめているのだそうだ。だからこの秋のライヴはチケットは高価だけど、できる限り行きたいとも言っていた。確かに僕も行きたい!でも21,000円はさすがに高くない?
2007年6月9日
 今日はDukeさんとオーディオのプロフェッショナル、音の匠がPSYさん宅へ来られるというコトで、僕もお邪魔するコトになった。匠が来られる一番の目的は、最近導入されたばかりのトーレンスTD-124の調整である。しかし、久しぶりに匠が来られるというコトで、無理を言って、PSYさん宅へ行く前に我が家の音を聴いて頂いた。
 匠とDukeさんが我が家の音を聴かれるのは約2年ぶり。その時とはセッティングもスピーカーも違う。最近自分の音を客観的に聴けてないので、ぜひ聴いて頂いて感想を聞きたかったのだ。
 早速、アナログを聴いて頂く。レコードはリッキー・リー・ジョーンズの「POP POP」。お二人とも難しい顔をされている。Dukeさん曰く「アナログらしい音が出ていない」。続けてマイルスの「カインド・オブ・ブルー」。お二人の表情は変わらない。匠曰く、「センター定位はいいけど、あとはスピーカーから音が離れていない」とのこと。ようは音離れが悪く、スピーカーを意識させる音というコトだろう。
 試聴が終わると、匠が左右のスピーカーの位置を狭めに変更。これだけで音離れが良くなり、奥行きと左右の広がりが出て来た。最終的に約40cm間隔が狭くなったところで落ち着いた。それからスピーカーケーブルの処理を。バイワイヤにしているケーブルをよりあわせ、最後に端末処理を。結果としてはこれだけで、大きく音は変わった。音の出かたは極めてスムーズ、スピーカーの外まで空間が広がり、奥行きも充分。音離れも良くなり、スピーカーを意識させない音になった。かかった時間はわずか30分ほど。たった30分でここまで変わるなんて…。聴いて頂くだけだったハズなのに、しっかりクリニックになってしまった。匠の凄さはやはり尋常ではない。





 我が家の音もかなり良くなり、ニコニコ顔でPSYさん宅へ。すでにM54さんが来られていて、音楽がガンガンかかっていた。入った瞬間、「あぁ、いいな〜」と感じるイイ音。以前お邪魔した時よりさらにパワーアップしている印象だ。普通だったら、「これでも調整が必要なの?」というくらい良い音である。
 一旦レコードを聴き終わると、匠がアームの調整に取りかかられた。アームはSME3009(初期型)。まめに調整が必要なアームだ。ちなみにカートリッジはシュアーTYPEIII。調整後は「ホントにMM!?」というくらい変わった。MMでここまで豊かな表現ができるなんて!MCの繊細さとMMのエネルギー感を合わせ持った音と言ってもいいかもしれない。続けて調整はガラード301へ。SMEとオルトフォンのアーム調整が主だったが、これもかなりの変化だった。
 もともと、かなり良い音なので、普通は調整前でも大きな不満はないだろう。しかし、調整後はその音から更にレベルアップするから驚きだ。結局今回はほとんどアームの調整だけだったが、普通だったらそれだけでは済まないだろう。やはりPSYさんの使いこなしあってのコトだと思う。久しぶりに聴かせて頂いたが、ここまで色気が出て、ジャンルを選ばずなんでも良い音で鳴るシステムはめったにない。ジャズやロックなど、前にグイグイ出て来て欲しい音楽はしっかり前に出てくるし、逆にクラシックは奥行きと広がりが見事に再現される。もちろん、声や楽器の質感も凄い。こんな良い音を出されている方が近くにおられて、こうやって聴かせて頂けるなんてホント幸せなコトだ。
 PSYさん宅の後はいつものようにみんなで飲み会。PSYさん宅で合流したてつ君、BOSEさんも加わり、サイコーに盛り上がった。お誘い頂いたPSYさん、そして匠、Dukeさん、ありがとうございました。
2007年6月8日

 Taoさんにお貸ししていたフォノイコが帰って来たので、何日ぶりかにレコードを聴く。まだ電源を入れたばかりにも関わらず、かなりイイ。CD単体で聴く限りは決して悪くないけど、ザクシーズ20を中心とするアナログシステムとの比較では、さすがに分が悪い。やはりこのくらいのアナログになってくると、ヒートアップしなくても、いきなりCDの音は超えてくれるようだ。やっぱりアナログはイイ!
 アナログと言えば、VPIが輸入代理店が変わり、タンテが日本に正式に入ってくる。僕が注目しているのは一番安いVPI Aries Scout。アームつきで税抜き35万円は、本格的アナログの入門機(ヘンな日本語…)としてはなかなか良さそう。早く店頭で現物を見てみたい!誰か知り合いが買わないかな〜。
2007年6月7日
 ケーブルの重要性が浸透してからしばらくなるが、ここ最近は行き過ぎかな、とも思う。だって100万円を超えるケーブルなんて、いくら良くっても尋常じゃないでしょう?1mあたり数万円するケーブルが当たり前になって来ているのは、ちょっと疑問も感じてしまう。
 そういうワケで、我が家でもケーブルは安くなる一方。今、使っているケーブルで一番高価なのは電源ケーブルに使っているAET SCR。実売1万円/mくらいかな?4月まではホヴランドもあったけど、現状ではそこまで高いケーブルは必要なさそう。逆に安くても具合がいいのがベルデンやモガミ。ようは業務用で使われているケーブルですな。オーディオ的快感は少ないけど、安い割にバランスが良いモノが多い。とくにモガミは何の変哲もないところが良い。そして、これから導入予定のベルデンはかなり僕好みの音がするし…。ラインケーブルはほぼ固まりそうだ。
 一方、電源ケーブルはAET SCRが抜群のコストパフォーマンスを見せているのが現状。しかし、AETで固めてしまうと良くも悪くもオーディオ的になりすぎてしまう。そこでハズシの意味も含めて、ベルデン83803をアンプには使用しているのだけど、決定打ではない。PSEのおかげで、電源ケーブルに関しては楽しめる幅が減ったのがイタイ。とりあえず、試すケーブルは押さえてあるので、近いうちに実験してみたい。

 今年になって、アロマに興味を持ち出しているコトは何度かdiaryにも書いた。実は自分がここまでアロマに関心を持つなんて思っても見なかった。しかし、最高のアロマを体験してしまうと、なぜ認知度が低いのかいらだちすら感じてしまうほどだ。
 そこで、知り合ったアロマのプロと組んで、アロマ入門のイベントを企画しようというコトになった。最初は小さなモノからのスタートになると思うが、男女関係なく楽しめるイベントを、できれば今月中には開催したいと思っている。興味がある方は、ぜひメール下さい。
2007年6月6日
 仕事を自分一人だけで進めるのはなかなか難しい。思うように進まなかったり、発想のワクがどうしても狭くなったり、ひとりよがりになったり。なるべく、そうならないようにするのに、本やTV、インターネットなどは役に立つ。しかし、最も効果的なのは人と会うコトだ。同業のデザイナーやクリエイターの方はもちろん、様々な業種の方と会い、ときに仕事でパートナーシップを組んだりするコトは、一人だけで仕事をしているときの何倍にも相当するモノを生み出せる。
 そして、それは趣味でも全く同じだと思う。自己完結できるオーディオでさえそうだ。僕の場合、幸運にも比較的身近に同じ趣味の友人知人がたくさんできたので、楽しいオーディオライフを送れている。でも、一歩間違うとブツヨクの螺旋(買い換えの螺旋?)から逃れられなくなるよね。あー、コワイ、コワイ。
2007年6月4日

 ここ二日ばかりはフォノイコをTaoさんにお貸ししていることもあり、CDを聴き込んでいる。我が家の場合、システム全体にかけているコストのうち、アナログが占める割合が異常に高いので、アナログの方がクォリティが高く、どうしてもアナログばかりを聴いてしまう。そこで、今の機会にしっかりCDを聴こうと思っているのだ。
 もちろん、CDプレーヤーはCD3300R改。これがすっかり馴染んだのか、なかなか具合がいい。10倍近くコストをかけているアナログと比べるから、多少物足りなさを感じるけど、改めて聴いてみるとなかなか良い。とくにヘンな音づくりをしていないのが好ましい。素直な音だな〜と思う。
 そう言えば、先日圧倒的なサウンドを聴かせていただいたMさん宅では、CDプレーヤーはマランツのローエンドモデルを改造したものだった。しかし、アナログから繋ぎ変えても違和感がない、素晴らしい音だった。そして、CDプレーヤーはローエンドモデルの方がヘンな音づくりをせず、好ましいコトが多いともおっしゃっていた。CD3300Rもまさにそんな音の良さがあると思う。
 でも、残念ながらこのプレーヤーは借り物。最初はデザインが気に入らなかったけど、馴染んできて良い音が出始めると、このプレーヤーを譲ってもらうのが、手っ取り早く良い音を安価で手に入れるイチバンの方法なんだと改めて思ったりして。まだまだチューニングの余地はあるし。さて、どうしたものか……。
2007年6月3日
 昨日のひきこ杜さん宅でのSP盤ショック、そして何より一昨日聴かせていただいたMさん宅の音のショックが大きく、なかなか家で音楽を聴く気になれないでいた。ちょっと前まで、もうオーディオは上がりでいいかな?とさえ思っていたのに。人間てホント欲張りだ。(僕だけ?)
 今日はほんの少しだけ立ち直って、ちゃんと音楽を聴いている。でもGラヴばっか聴いてるのは無意識にMさんの音から逃げてるのかな?

2007年6月2日



 今日は杜の会。つまりニイノニーノさんを中心とした集まりである。場所はひきこ杜さんのできたばかりのアトリエ。ここにひきこ杜さん、Dukeさん、Crowさん、ガマさん、M54さん、PSYさん、そして僕の7人が集まった。
 ひきこ杜さんのアトリエは20帖の天井の高い(一番高いところで5mくらい?)空間。ミニカーやブリキのおもちゃ、フィギア、模型等、芸術家であるひきこ杜さんの感性の源と思える宝物で満たされていて、ワクワクするような空間だった。
 オーディオはタンノイを中心としたシステム。かかるレコードはクラシック、シャンソン、歌謡曲、ジャズなどなど。実に幅広い。いつもとはひと味違ったレコードにみなさん、とても満足されていた。
 しかし、今日の主役は間違いなく蓄音機だろう。SP盤から出てくるサウンドは浸透力がもの凄い。聴きたい部分がしっかり出てくる(というかその部分しか出てないんだけど)。音楽がダイレクトに飛び込んでくる感じだ。SP盤で聴くフランク・シナトラやライトニン・ホプキンスはホント、格別だった。
 SP盤が格別だった…。じゃあ、オーディオの進歩って何なの?ってコトになる。ワイドレンジになって、解像度が高くなって、空間が良く表現されるようになっても、心に訴えてくるモノが出て来なかったらダメだというコトなのだろう。それが難しいからみんな苦労してるんだけどね。
2007年6月1日
 あぁ〜、これは最近聴いた中でイチバン、ショッキングな音だったかもしれない。今日、聴かせていただいたMさん宅の音はホントに凄かったのだ。
 Mさんはスピーカーがウエスタンでアンプは自作、アナログはガラード301改というシステムをお使いになっている。文字にすると、ヴィンテージ路線なのかな〜と思うのだが、音は全然違う。全ての帯域で反応が早く、音の立ち上がり、音離れが抜群に良い。定位も良く、ソフトによっては部屋のサイズを大きく超える空間を描き出す。そして命を吹き込まれたかのようないきいきとした音色。これは1,000万円を大きく超えるハイエンドシステムでも、なかなか聴けないのではないだろうか?そう思わせる凄さだったのだ。
 最近、我が家のシステムもいい感じになって来たので、かなりいい音を聴かせていただいた後でも、「でもウチの音もそんなに悪くないな〜」と思える余裕があったのだが、今日だけは自分のシステムの音を聴く気になれない。しかし、Mさん宅の音は1年前に聴かせていただいた時は、凄かったけどここまでではなかった。いろいろと微調整をされたりして、常に進化しているのだそうだ。
 どうすればあんな音が出せるのだろうか?ウエスタンだから出るというワケでもないようだ。自作アンプ、自作ネットワーク、電源などなど、秘密はいろいろなところにあるみたいだ。少しでもいいから、我が家に取り入れることってできないものだろうか。しばらくは今の状態で楽しめると思っていたのに…。ホントに困ったものだ。
2007年5月30日
 自宅兼職場というカタチになって10か月。どうしても時間が不規則になってしまう。平日の昼間が自由に使える分しわ寄せが夜にきて、夜型に近い生活リズムに。これはどう考えても健康に良くない。そこで、なんとか昼型に戻そうとしているのだが、なかなかうまくいかない。最近凝り出したコーヒーが、それに拍車をかけている。自己管理能力のなさと言えばそれまでなんだけど。
 しかし、今日は珍しくまともな生活リズムだ。しっかり早起きし(と言ってもフツーの時間)、朝から夕方まで仕事。最近には珍しくタイトなスケジュールだったので、夜11時には早くも眠くなり始めて来た。そこで早めにdiaryの更新を済ませ、一日の締めくくりに1枚だけレコードを聴こう。
 気分的にはピアノソロ。僕の場合、やっぱりモンクかな?明日もこの調子で頑張るために、アローン・イン・サンフランシスコでも聴くかな…。

2007年5月29日

 仕事の打ち合わせが終わり、のんびり帰ってる途中にてつ君から電話。今から我が家に遊びに来たいとのこと。とりあえず、今日すべきことは終わっていたのでそのままOK。午後は試聴大会に!
 …となるハズが、音楽を聴いていたのは最初の方だけ。そのあと、片づけ&模様がえ大会に突入。その結果、CDラックとオーディオラックの位置が変わり、40数枚のCDおよびLPが引き取られていった。以前はケーブルなどの関係もあり、不自然な位置にオーディオラックがあったから、デッドスペースも多かったけど、おかげで部屋もかなりすっきり。
 そこで気になるのはもちろん音の変化。スピーカー背面の壁にCDラックを並べたためか、音の奥行きが浅い、というより同じ広さの空間が以前より前面に展開する感じだ。左右の広がりはとくに大きな問題はなし。そして、何故か低音が良く出るようになった。理由は良く分からない。これは全く予想してない変化だった。
 トータルでは部屋を広く使えるようになったし、低音も更に出るようになったので、良かったと思う。ソフトも少しだが整理できた。この辺りは悩んでばかりではダメで、思い切りが必要だ。ライフスタイルに合わせて、ソフトもハードもシンプルにしていくべきなのだろう。
 良くはなったがまだまだベストのレイアウトではない。最終的にはCDラックは別の場所に移動したい。最適なのはリスニングポイントの横なんだけど、ここに置くためにはいろいろとクリアしなければならないことが……。
2007年5月28日

 アナログがおかしい…。昨日までは良い音させてたのに。調べてみると、針圧がメチャメチャ(なんと3.4g!!!)。インサイドフォースも弱すぎる。針圧って、急に狂うものなのだろうか?しかもこんなに大幅に!疑問に思いつつ、調整をし直す。ついでに今まで2.2gで設定してたのを変えたところで試聴してみた。もちろんそれに従い、インサイドフォースも調整した。
 グライダーL2の推奨針圧は1.8〜2.2g。2.2gから0.1gきざみで軽くしていく。結論は2.1gが一番好ましかった。低音はしっかりと沈みながら、音は伸びやかで開放的になった。暖かくなったことも影響があるのだろう。グライダーL2は導入以来、2.2gで通してきたが、まめに針圧を変えてみた方がいいかもしれない。
 しかし、急に針圧が狂ったのは何が原因だろう?アームの高さやターンテーブルの水平には問題はなかった。調整をし直せば直るとは言え、大幅に狂った原因が分からないのは気になって仕方がない。
2007年5月27日
 久しぶりに我が家は初めて、というお客さんが来られた。もちろん、音楽つながりの方である。そして、オーオタではない。女性ヴォーカルを中心に、ジャズ、ロック、ファンクといろいろな音楽を楽しまれている方だ。
 オーディオは自己完結できる趣味だけど、いろいろな方の音を聴かせてもらったり、いろいろな方に自分のシステムの音を聴いてもらったりというはとても大事だと思う。自分一人では気付かなかった新たな発見も多く、結果としてより満足できる方向へ導けるからだ。そして、今回も気付かされることがあった。
 それはシステムの音ではなくてソフト。リクエストに応えるため、手持ちのソフトを次々とかけていくワケだが、普段聴いているモノばかりではない。当然久しぶりに聴くソフトも出てくる。そして、数年聴いてないから手放そうかと思っていたソフトもあったりする。それが今までにない良い音で鳴ったりするのだ。「あれ?こんなにこのアルバム良かったっけ?」となるワケだ。そして、処分されるハズが処分されずに所定の位置に戻るのだ。
 確かに聴いていた頃と今とではシステムも音も違うし、自分自身も感じ方が変わっているので、こういうコトは珍しくないのかもしれない。そこで、LPを持っているCDは売ってもいいかなと、試しに聴き比べてみると、これまたいろいろな発見が…。あぁ、聴かなきゃよかった。
2007年5月26日
 ハードをある程度重視しつつも、最終的にはソフトに重点を置く、というのが僕の考えだ。しかし、普段聴くのはラックから出しっぱなしになっている、10〜20枚ほどのLPやCDがほとんどだったりする。ラックを見てみると、買ってから数回しか聴いてないLPもあるし、10年以上聴いてないCDも少なくない。
 そこで思いきってソフトを整理してみることにした。聴かなくなったソフトやだぶって持っているLPを処分するコトにしたのだ。
 整理をしはじめると、思いのほかだぶって持っているLPが多いのに気付く。同じダイトルでも国内盤、UKオリジ、USオリジ、復刻盤…と言う感じで4〜5枚持っているアルバムもある。自分では音楽ファンのつもりなのだが、この辺は音楽ファンと言うよりただのコレクターだ。僕は自分で認識している以上にコレクター要素が強いようだ。コレクター自体は決して悪いコトではないけど、スタート地点を考えると、ちょっとずれてきてるな〜という気はする。
2007年5月24日
 オーディオという趣味を始めてから明らかに変わったのは聴く音楽だ。正確に言うと、「変わった」のではなく、「広がった」と言うコトだけれも。オーディオに目覚めなければ、一部のロック・ポピュラーだけを聴いて終わっていたかもしれない。それがクラシックやジャズ、ワールドミュージックまで幅広く聴くようになってきた。すると、僕の知らないところに良い音楽が数えきれないほどたくさんあるコトに、今さらながら気付かされる。
 最近はそれらの音楽に浸り、癒されるコトが多くなった。なかでも僕を元気づけてくれる音楽の一つがキューバの音楽だ。そう、2000年頃から世界的に話題になったブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブをはじめとする面々だ。彼等を世に出したライ・クーダーの功績は大きい。彼等の音楽を聴いて、何度元気づけられたコトか。
 実は昨日からいろいろとタイヘンになってきて、いろいろな作業に追われているのだが、そんなとき、ひと段落したあとに聴く音楽はブエナ・ビスタに限る。しかし、中心人物だったイブライム・フェレールもルベーン・ゴンザレスもコンパイ・セグンドもいない。それを考えると、ちょっとしみじみとしてしまうなぁ。


2007年5月22日
 オーディオなんてたかが趣味の一つだから、長いローンを組んでまでやるモノではない。これは批判でもなんでもなくて、自分自身の反省である。結局、アナログを除くととても安価なシステムに落ち着いてしまったが、今の自分にはこれぐらいで十分だろう(…と自分に言い聞かせている)。やっぱり、お金を掛けるならこれからはソフトやライヴにもっと掛けていきたい。音楽もいろいろと聴いてみたいし。
 そういうワケで、最近はまわりの人たちの影響もあって、クラシックを聴く時間が増えてきた。とくに細川さんの影響でクレーメルを聴くようになり、結構聴き込んでいる。そして、嬉しいコトに、最近は結構イイ感じでクレーメルが楽しめるようになり始めた。彼のときに鬼気迫るようなヴァイオリンの音色は、強力な磁石のように、僕の耳を引き付けて離さない。そう言いながら、クラシックのコトはまだまだ全然わかってないんだけど(それを言い始めたら他のジャンルもアヤしいか…)。


2007年5月21日
 オーディオに対する欲求が少なくなってきたコトは最近、書いたばかりだが、実は気になるモノがないワケではない。それは現用のスピーカーの一つ上級機種であるSYSTEM 10 DMT II。型番のとおり、ウーハーの大きさが10インチ(約25cm)になり、そのぶんキャビネットも大きくなる。低域が更に伸び、バランスが更に良くなっているのではないかと想像するのだが、実際に聴いたコトはない。
 ちなみに当時の定価は1本16万円。決してバカ高いモノではない。しかも中古相場は不人気故に安め。ヤフオクでも6〜7万円で取り引きされている。買えない金額ではないだけに、頭の中ではいろいろと妄想が駆け巡る。
 で、買うのか?と言うと、答えはノー。今の部屋から広いところへ引っ越す予定があるのなら話は別だ。しかし、今住んでいるところは適度に田舎で便利なので、すぐ移ることは考えにくい。となると、25cmウーハーは六畳間には大きすぎる。今のサイズ(20cmウーハー)がベストだろう。
 広い部屋が持てない負け惜しみのように聞こえるかもしれないが、僕は六畳間という空間が気に入っている。最近は広い空間でオーディオを楽しんでいる人も多くなって、それ自体はとてもいいコトだと思う。ただ、僕自身はまだ広いところへ移る予定もないし、六畳オーディオを突き詰めていきたい。できるだけ高い機器やケーブルなどを使わずに、ある程度のクォリティを確保しつつ、音楽を楽しめるモノにできれば、と思う。それがオーディオルームの茶室化計画にもつながるワケだ。まず、やるべきコトはモノを減らすコトかな?

 ドリームさんからお借りしているチューンドCD3300Rだが、バランス接続にしてからホントに具合がいい。そして、最近バランスケーブルをACデザインからモガミ2534に変更した。最初は特に可も不可もないという印象だったが、馴染んでくると凄く安い価格なのに悪くない。バランスはACデザインよりもずっとイイ。このくらい聴かせてくれればもう、十分じゃないか?というくらいの音は出ていると思う。システムに馴染んだのかもしれない。この3300Rを譲ってもらうというのが、実は一番確実に、しかも安くいいCDの音を聴く方法なのかもしれない。
2007年5月20日

 古処でのスペシャルライヴ第二弾、YAYOI&岩見淳三JAZZ LIVE。スージーさんに続き、今回も素晴らしいライヴだった。
 YAYOIさんのヴォーカルと岩見さんのギターは一言で言うと、うっとりする音楽。甘くなめらかでやさしく、しかし力強い。今回はヴォーカル&ギターというシンプルな編成だったので、優しく甘い音色がダイレクトに届いてくる。会場全体がリズムに乗って大きく揺れたスージーさんのライヴとは対照的で、お客さんもスタッフの方たちもうっとりと聴き惚れていた。
 シンプルな編成なので、PAもシンプル。曲によってはマイクなしだったり、アコギだったりで、機械を通さない「生の」音をしっかりと堪能できた。この生の音がまた、体全体に響くのだ。体がゾクゾクと震えてしまった。これはオーディオにどんなにお金をかけても得ることの出来ない感覚だろう。これこそライヴならではの醍醐味だ。しかし、時間もお金も制約があるし、聴きたい時に聴きたいミュージシャンのライヴがあるワケではない。だからこそ、オーディオでこの音に近づくべく四苦八苦するのかな〜。
2007年5月19日

 今日はこんなお宅にお邪魔した。あぁ、僕はやっぱり小型スピーカーが好きだ。久しぶりに聴くオーディオフィジックのブリロン2。反応が良く、キレも良い。透明度が高く繊細。そして抜群の空間表現。改めてイイな〜と思う。
 ブリロン2は広いリビングにさりげなく専用スタンドでセットされていて、とてもいい感じだ。いわゆるオーオタの部屋とは一線を画すオシャレな空間だ。でも雑誌のようなわざとらしさはない。オーディオと音楽を自然に楽しまれている。やっぱりオーディオはこんな風にスマートに楽しみたいモノだ。
 いろいろなお宅をお邪魔して、オーディオを聴かせていただいているのだが、それぞれオーナーの方の人柄が出ていて興味深い。さわやかな人のオーディオはさわやかだし、情熱系の人のオーディオは音も熱い。で、僕の場合はまわりにはどう映るのだろう?知らない方がいいかな?
2007年5月18日
 オーディオに対して、いい具合にチカラが抜けてきて、慌てて何かを変えなきゃとか、対策しなきゃ、というコトが(とりあえず)なくなった。まぁ、僕のコトだからしばらくしたら、どうせ新たなブツヨクが出てくるんだろうけど。オーディオは大好きな趣味だけど、これが全てではないし、今のうちにやりたくてやれなかったコトをいろいろとやってみよう。
2007年5月17日
 アロマに興味を持ち出してから約3か月。今日はアロマの無料講習会があるということだったので、早速行ってきた。予想はしていていたが、会場は女性ばかり。男性は僕も含めてたった二人。ちょっと照れくさい感じで講習に臨んだ。
 内容はおおまかには各アロマオイルの効能についての説明と、レインドロップと呼ばれるマッサージ(という一言で片付けて良いものかわからないが)の実演の二本立て。一言、凄く楽しかった。そして勉強になった。日本では残念ながら、アロマは単なるリラクゼーションとしか認識されていないことがほとんどだ。僕自身もそうだった。でも、良く考えると、これだけ感受性が豊かで繊細な日本人が、なぜアロマに関してはかなり遅れているのだろう?
 アロマの後はコーヒー豆を買いに、珈琲美美へ。こじんまりしているけど、雰囲気のある喫茶店だ。当然、コーヒーは抜群においしい。そして香りも良い。この香りと味でとても元気になれる。この感じはアロマと通ずるものがあるのかもしれない。


 一日の締めは、久しぶりにロックバー・カーマインで。JBL4311が入り、よりロックに楽しく、そしてより気持ち良く浸れる空間になった。
 もともと僕の好きな音楽がガンガンかかって、お酒もいろいろあって(僕はあまり知らないんだけど)、凄く良い雰囲気のお店なんだけど、よりパワーアップした感じだ。ここでお酒を飲みながら、大好きなロックにどっぷり浸るのは悪くない。ハイファイとは違うけど、熱く楽しくさせるサウンドがなんとも心地良い。これで場所が家の近くだったら入り浸ってるだろうな〜。
2007年5月16日

 今日は仕事も用事も何も無く、ポッカリと時間が空いてしまった。天気が悪くてどうも出かける気になれない。家で一日、音楽に浸ろうとも思ったが、先を見据えた行動をするのが先決。しかし、テンションが上がらない。そこでテンションを上げるべく、引っ張り出したのが写真の雑誌。
 これはフランスで不定期で販売されていた「EGOISTE」という雑誌。購入したのは10年近く前になる。僕の宝物の一つだ。A3よりちょっと大きめで、日本ではあまり見かけないサイズだ。全ページモノクロなのに、チープどころかゴージャスささえ感じるのは、素晴らしい写真とデザインゆえだろう。
 広告もユニークで、企業やブランドがこの雑誌のためだけの広告を出している。それが明らかに他誌の広告と違うところからも、この雑誌の存在が特別なのがうかがえる。残念ながらフランス語はわからないので、内容まで楽しむに至ってないが、それでもこの雑誌を持つ価値は十二分にある。ちなみに今も出版されているのかはわからない。この雑誌の編集長は続けて出すかと思えば、数年出さなかったりするらしい。もし、書店の輸入雑誌のコーナーで見かけたら迷わず購入すべきだろう。
 僕が尊敬する杉浦康平さんのデザインとはまた違うが、この本も眺めているだけで刺激を受けまくる。やっとテンションも上がってきた。後はひたすら行動するのみだ。
2007年5月15日

 いやぁ〜、50年代のマイルスもいいが、80年代のマイルスもいいなぁ〜。特に「TUTU」はジャケも含めて大好きなアルバムだ。僕はマイルスのアルバムには独特の心地良い緊張感を感じるんだけど、このアルバムは50年代のそれとは明らかに違うように思う。じゃぁ、どう違うの?と言われると,うまく答えられないんだけど…。
 しかし、マイルスってホント後ろを振り返らなかった人だったんだな〜と思う。常に前進することしか頭になかったのだろう。「TUTU」を聴いていたら、はっぱをかけられたような気がした。もっと頑張んないと……ね。
2007年5月14日

 ここ数日、自己満足と言うか自画自賛と言うか、そんな内容ばかりを書いている気がする。しかし、それだけ音楽が楽しめているのだと思う。決してハイエンドの音ではないけど、これが僕にとって「ちょうどいい」音なのだろう。
 そう言う意味では、六畳和室という決して広くない空間も、僕にとって「ちょうどいい」広さなのかもしれない。貧乏性で広いと落ち着かない部分もあるけど、贅沢さという価値観を、違う部分に求めているのかもしれない。豪華さや広さという部分よりも、自分の頭の中をどれだけ広げてくれるかが僕にとっては重要なのだ。そしてそれはオーディオルームの茶室化計画にもつながってくる。
 でもこのdiaryをオーディオ系ブログとして考えると、ちとツマンナイかな?
2007年5月13日

 デザインって大事だな〜。いつの間にかシステムがタンテを除くとモノトーンで統一され、音もまとまって、良い感じになってきている今日この頃。元をたどれば、プライマーのプリメインアンプ、A30.1のおかげではないのかな〜と思っている。いろいろなアンプが我が家にやってきても、結局使い続けているのは、このデザインが大きいと思う。
 もちろん、音も悪くない。しかし、最初は悪くないけど自分好みというワケでもなかった。しかし、それも強引に好みの方向へチューニングしてもらった。そして、今では音もかなり満足している。結構なんとかなるモノだ。
 あとはCDプレーヤーだけだ。CDF100は気に入っているのだが、残念ながら読まないCDがある。おかげで借り物のチューンドCD3300Rの出番になる。ちなみにCD3300Rをバランス接続に変えたら、それまでの不満がほぼ解消。CDF100と比べても、好み以前にクォリティでしっかり差を付けた。音だけなら断然CD3300Rだ。でも残念ながら長く使いたいデザインではないんだよな〜。プライマーの同時期のCDプレーヤーがベストだけど、見たことも聴いたこともないし。まぁ、そのうち出会いがあるでしょ。
2007年5月12日
 昨日は細川さんと久しぶりにアダムスへ行ってきた。やっぱここの音はイイ!優秀録音盤が音が良いのは当然だが、大した録音でなくても音楽が楽しい。音楽に浸りながらマスターとおしゃべりし、フレンチブレンドを2杯味わう…。これは僕の中でのちょっとした贅沢だ。
 僕にとって「良い音」の基準となる音を出されているところはいくつかあるが、アダムスもそんな「良い音」の基準の一つ。今度は聴き慣れた手持ちのレコードを持って行かなければ!そして今度こそ、写真撮影は失敗しないようにしなきゃ(今回撮った写真も思いきりブレてて使えませんでした)。マスター、そのときはまた相手をしてやって下さい。

 今日は今日でアダムス以外の「良い音」の基準、ニイノニーノさんへ、僕も含めて4人でおしかけた。残念ながら今日は天気が崩れて湿度が上がったこともあり、本調子の音ではなかった。マーチンローガンはホント、デリケートなスピーカーだ。それでもハッとさせられる部分が多々あるのがここのシステムのスゴさなんだけど。今回もみんないろいろと収穫があったようだ。

 そして最後はどすこい氏宅でフォノイコの聴き比べ大会。今使用されているラックスマンE-03、ライラのアンフィオンMC、ロクサンのカスピアンフォノREFの3機種を聴き比べた。ちなみにロクサンは僕の私物。結果としてはロクサンのクォリティの高さを知らしめることとなった。好き嫌い以前に、クォリティにしっかりと違いあるのを感じた。ロクサンはちょっと手を加えていてノーマルではないから、反則と言えば反則なんだけど。しかし、ヒートアップに時間がやたらかかるから、全く万全の音ではない。それでも違いは大きく感じた。やっぱ、良いフォノイコだな〜。
 ちなみにロクサンのフォノイコ、どこをどうしたのかと言うと、オペアンプを交換したのだ。ノーマルはOPA604AP。これをOPA627BPに交換している。交換してすぐは大人しくなった感じだったが、だんだん馴染んできて、一週間後は別ものというくらい変わった。濃密で滑らかで厚く濃い。表現もより豊かになったと思う。いや〜、なんか自己満足で終わってるな…。
2007年5月10日

 我が家のオーディオが好調なのは先日、diaryにも書いた。そしてここ2〜3日はとくにアナログが良い。小音量でも音がやせず、密度が高い。しかも、音量を上げてもうるさくならない。ピーター、ポール&マリーやジャクソン・ブラウンを聴いてグッときたら合格点、というのが僕の基準のひとつ。で、どうかと言うと結構クル。自画自賛になるが、なかなか良い線いってるかな〜。
 アナログが良くなっているのにはちゃんとした理由がある。実はゴールデンウィーク中に「あるコト」をして、その効果が出だしたのだ。効果が出だすのに少し時間はかかったが、費用対効果は間違いなく高い。その詳細は別の機会に!

 バランスケーブルをhygmacさんからお借りできることになった。これでチューンドCD3300Rの実力を知ることができる。とても楽しみだ。しかし、スゴク良かったらどうしよう?
2007年5月9日
 マルツィがうまく鳴らない理由…。マルツィのCDは、50年代の録音で当然モノラル。僕の所有するCDの中でもかなり録音が悪い部類に入る。しかしこのCD、以前はもっと楽しめていたハズ。はて…?
 そう言えば前はCDF100だったっけと、CD3300RからCDF100へ。すると、決して優秀録音のような音ではないが、腰の座った厚みのある音が出だした。あぁ、以前聴いていたのはこの音だ!どうもCD3300Rは録音の善し悪しを(CDF100より)キッチリ出すタイプらしい。しかし、話はこれで終わらない。CD3300Rの持ち主であるドリームさんから「バランスで繋いでます?」と聞かれたのだ。実は今、ケーブルはアンバラしか持っていなくて、当然アンバラ接続。しかしこのCD3300Rはバランスで接続することを前提でチューニングされているとのこと。「バランスだと腰の座った音が出ますよ。」とも。う〜ん、バランスケーブルを借りて再度聴き比べをしなきゃ。多分、評価が全く変わっちゃうな〜。

 自宅でコーヒーをいれるようになってから3週間ほど経った。ほぼ毎日いれているので、さすがに最近は味が安定してきた。自分でいれたコーヒーを飲みながら音楽に浸るのは悪くない。おかげでお酒の量がだいぶ減ってきた。なかなか寝付けないのが難点だけど…。
2007年5月8日

 ここのところ我が家のオーディオは好調だ。大きな不満がなくなった。まぁ、欲を言えばキリがないけど、かけているコストとスペースを考えると悪くないと思う。おかげで聴くソフトも多様化している。録音の善し悪しを気にせず、音楽を楽しめるようになりつつある感じだ。
 トム・ウェイツの去年出た新譜、「オーファンズ」は90年代以降の彼のアルバムの中でも最も好きな作品になりそうだ。トム・ウェイツはどちらかと言うと初期の作品が好きなのだけど、「オーファンズ」はそんな人にも楽しめるのではないだろうか。デヴュー当時に戻ったというワケではないが、初期の魅力と今の魅力の融合みたいに感じられた。残念なのはジャケに思いきり貼ってあるシール!ジャケの肝心な部分が見えないじゃん!こういう時通販はダメだな〜。
 クラシックはクレーメルばかり聴いていたので、同じヴァイオリンでも久しぶりにマルツィを聴いてみた。「!!!!」困った‥‥。すこぶるイケてない。聴いていて全然楽しくないのだ。今まで我が家で聴いたマルツィの中で最悪の音かも。喜んでいたのもつかの間。良い音楽が楽しめないのはマズい。う〜む…、原因は何だろう?
2007年5月7日

 写真はここ最近、読み返している本の一部。「読む」と言うより「見る」という部分が大きいかもしれない。先日紹介した杉浦康平さんがデザインをされているこれらの本。もちろんデザインだけでなく内容も読みごたえがある。たった一冊の本が頭の中を宇宙のように広げてくれる。音楽もそうだけど、本と言うのは人間の中に隠されている「無限」の部分を知らしめてくれるモノだと思う。
 杉浦さんの本は、たとえ文字だけで構成されているものですら「絵」的にとらえて読んでいる部分がある。そう言えば「書」も僕にはまるで絵画のように映る。でも文字はもともと象形文字、もっと言えば絵を紀元にしているワケだから、その感覚は間違っていないかもしれない。
 改めて杉浦さんの本を読んでいると、僕の中のいろいろな部分が刺激を受ける。頭の中が広がり、テンションが上がる。そして、自分の中に眠っているモノが起こされるような感覚になる。ようはやる気が出るのだ。そしてもっと自分の根底にある部分、本当にやりたかったモノが見え始めてきた感じだ。僕はもともと「つくる」側の人間だ。今からは自分の中の閃きや感じたモノなどをカタチにしていきたい。そしてこのサイトでそれらを発表できればと思っている。
2007年5月6日

 昨日やってきたミュージカルフィデリティA1。当然、僕が購入したワケではなく、預かり品である。A1のオーナーはこの音に惚れ込んでおられて、安心して長く使えるようにメンテナンスに出されるのだ。その前のちょっと間だけ我が家にあるのである。
 オーナーの方がこの音に惚れ込まれるのは良く分かる。この頃のミュージカルフィデリティのAクラスアンプは傑作揃い。音楽を奏でるアンプばかりだ。実は僕もミュージカルフィデリティのアンプを所有していたことがある。音もデザインもとても気に入っていたのだが、諸事情でどうしても置いておけなくなり、手放したのだ。あの音を思い出すと、今でも手放したのが悔やまれる。
 このあたりのプリメインアンプにハーベスHL-Compact7ES3、そしてちょっと前のアーカムやメリディアンのCDプレーヤーを組み合わせれば、さり気なくシンプルで、音楽に没頭できるシステムができるだろう。それはある意味「あがり」のシステムかもしれない。僕自身、欲しいなと思う。ではホントにそんなシステムを目指しているのか?音楽に没頭したいと言いながら、もう一人の自分が別の方向へも大いに興味を示している。ブツヨクはいくつになっても尽きないというコトか…。
2007年5月5日

 ゴールデンウィーク終盤は雨つづき。そんな今日はクレーメル二連発(モーツァルトヴァイオリン協奏曲2、3、4、5番)でスタート。クラシックは初心者もいいとこ。それでもクレーメルのヴァイオリンには特別なモノを感じざるを得ない。うまく言えないけど、いつ聴いても凄い浸透力と引力を感じる。ここ最近はシステムの音も調子が良く、クレーメルの引力もより強力だ。しかし、僕ってジャンルに関係なく、弦楽器が好きなんだな〜と思う。

 そしてまたまた面白いブツが我が家に。イギリスの名機、ミュージカルフィデリティのA1である。音はすこぶる良いが、ピュアAクラスアンプでとにかく熱くなるし、保護回路もないから壊れやすい。しかし、さり気ない佇まいも含めてとても魅力のあるアンプだ。で、これをどうするかって?それは後日…。
2007年5月4日

 今日は久しぶりにニイノニーノさんへ。ゴールデンウィークはキャンペーンでロックのレコードが安く(オール20%オフ!)、思わず注文してしまったのだ。そして、写真が購入したレコード。もちろん全てオリジナル。コステロとポーグスはUKオリジ、ランディ・ニューマンはUSオリジだ。これらの名盤がこんな価格で買えるなんて!フフフ…、コステロとポーグスを堪能したら、締めくくりはランディ・ニューマン祭りだ〜。
2007年5月3日

 最近、こんなレコードが我が家にやってきた。実はクライアントの方から預かっているモノなのだが、見た瞬間、驚いた。僕が最も尊敬するグラフィックデザイナー杉浦康平さんが、デザインはもちろん、企画から関わっておられるレコードなのだ。
 実はこの「マンダラ」、書籍の存在は知っていた。しかし、まさかレコードが存在していたとは!レコードサイズで杉浦さんのデザインが手に入るだけでも価値があるのに、音楽も聴けるのだ。早速、軽くクリーニングし、聴いてみることにした。
 内容はチベットの仏教音楽。さすがに音楽を楽しむという感じではないが、貴重な音源であることには間違いない。音質はオーオタ的には「あり」なレコードではあると思う。ちなみに調べてみたらCDも存在している。フツーにアマゾンやHMVで手に入るようだ。
 これがきっかけで仏教音楽にハマったりはしてないけど、大きなサイズで杉浦康平さんのデザインを目にして、改めて自分の原点、自分が一番やりたいコトがより明確になった気がする。このレコードとの出会いは僕にとって、とても大きなモノだったのかもしれない。
2007年5月2日

 床改造計画に待ったがかかったコトもあり、仕方がないのであれこれと別のコトを試している。ここ数日はスピーカーケーブルをホヴランドのナインラインから、借り物のベルデンに変えて楽しんでいる。
 このベルデン、型番はYR23477。パッと見はSTUDIO 727MK2の色違いみたいに見えるこのケーブル。決して高価なものではないと思うが、これが意外に良かった。普段使っているホヴランドに比べ、音はユルく、とくに低域はやや膨らみ気味だが、音に元気があり、妙に音楽が楽しい。細かいコトを気にせず音楽が聴ける感じだ。結局、しばらくベルデンで楽しむことにした。
 それから数日経ってからである。久しぶりに音量を上げると、今まで出てなかったしっかりした低音が出だしたのだ。スピーカーのスペックくらいの低音は出ていそうだ。なぜ…?思うに、ケーブルの違いと言うより端末の違いが大きいのではないか?特にSYSTEM NFM 8IIのターミナルは、Yラグではケーブルが接する面積は少なくならざるを得ない。それではと、ベルデンでバイワイヤにしてみると、更に音がしっかりしてイイ!バランスの良さではホヴランドを上回るくらいだ。
 ではホヴランドを端末処理したら良くなるのか?更にバイワイヤしたら…。残念ながらもう一組買う予算もないし、完成品を加工する勇気もない。ただ、スピーカーターミナルを変えれば、同じケーブルでもまた違った結果が出ると思う。実はスピーカーのスピーカーターミナルはもう買ってある。あとはどう料理するかだけど…。
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